99の忘備録

クラピカ推しの人間が書いてるからそこんとこ注意してくれ

クラピカの幸せと宗教観

クラピカの幸せと宗教観についての覚書き。
ツイッターに書いてたものに追加したり。

 

質問
クラピカの幸せについて。
とりあえず二択だとどっちですか?
①死が救いである
②生を全うすることが救いである

 

翔さんに頂いた質問でした。ありがとございます。

 

クラピカの幸せについて。二択は即決で②と。やはり生きてこそ幸せは見つけられると思います。 クラピカ本当に自分の命を軽く扱いすぎというか、いや、軽くはないんですけどだからこそ命をかけるんですけど、自分の命より亡くなった同胞や使命感を優先させてしまうの、バショウ先輩の言葉を借りますが自分を殺す人生に意味あるか?ほんそれ!なんですよ。クラピカの幸せって同胞復讐緋の目のしがらみがなくなって、自分の人生歩み出してからこそだと思います!
でもね.....ただ、私はクラピカの幸せを願いたい一方で、やっぱりしんどいクラピカが好きなんですよね。復讐に全てをかけて、復讐といえど自分の能力で人を殺めてしまった自分を許せないクラピカが好きで、正義感のかたまりだったのに自分の正義を押し殺して自己嫌悪するクラピカが好きです。幸せを願ってるはずなのにごめんクラピカ...矛盾野郎でごめん。

 

復讐・同胞・緋の目のしがらみがなくなったら幸せに...なれるかもしれないけどそこを断ち切るとクラピカじゃなくなってしまう。でも同胞の敵討ちをしたのに...それだけに引っ張られて贖罪の人生を歩んでほしくない。なんで仇を殺したことが罪にならなきゃならんのだ...って思ったりもするのよ。でも手放しで、復讐で人を殺したことを忘れて幸せになるのも違う...。でも幸せになってほしい。

 

幸せってなんだろうなぁ。私にとっての幸せは平穏なんですけど、クラピカにとっての幸せはなんだろうなぁ。一人だったクラピカに心許せる仲間ができて、仲間と笑って毎日過ごせることじゃないですかね。平穏くらい願ってもいいじゃん。ねぇ。

 

あと、クラピカは死後の世界を信じるかどうか。復讐を選んだ時点で神様も死後の世界も信じてないと(ぼんやりと)思っている。命あるものはその命を使い切って生きていくしかないからこそ復讐って選択をしたんではないだろうか。

 

祭壇はびっくりしたのが第一印象でした。おおっ?!こんな感じなの?!と。神様は信じていないと思うけど、大切な仲間達を大切に扱った結果なのかもしれない。クラピカ、組に骨を埋めるつもりはないだろうし、目も全部集めたら故郷に埋葬しに行くと思うから、あの場所も一旦仮の弔い場みたいな感じで。自分の目が届いて、いつでも会えて、同胞に想いを馳せれる場所なのかなあ。祭壇もマリア様みたいな像もはじめからあったのではと思っている。ホルマリンの中に浮く緋の目がずらっとこちらを向いているの、やりきれない気持ちになるね。同胞に想いを馳せれるって書いたけど...目を取り返せば取り返す程自分を見つめる目が増えていくの...しんどい部屋だな。

 

質問の答えだけど、クラピカ生きて幸せになってね!です。と言いつつクラピカには生き急いでほしい(既に生き急いでる...絶対時間の制約...ちょっとおまえかなりしんどい)生き急ぐクラピカを立ち止まらせてくれる人と生きていくのがいいんじゃないかなぁと思います!レオリオとか。

 

でもまぁ冨樫先生の漫画が好きだから私がどんなに色々想像しようが全然予想もつかない面白い展開になってほしい。